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フィンランド生活情報

フィンランドで歯医者に行けない話

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いままでなんとも無かった左下の親知らずが伸びてきてしまって、痛むようになった(∵)先々週くらいに急に痛くなって、一週間ほど硬いものを噛むと痛い、あくびをすると痛いといった感じ。今はなぜか痛みは落ち着いたが、また痛むようになっても嫌なのでとにかく早く抜きたい。

私は歯医者でも毎回「良く磨けているね!」といわれるくらい真面目に歯磨きしている。虫歯は自分の努力で避けることが出来ても、親知らずだけは勝手に生えてくるから自分ではどうしようもない。3年半フィンランドに住んでいたけれど、ついに初めて歯医者に行かなければならない状況になった。本当は「フィンランドの歯医者に行った話」として、体験談ブログを書きたかったのだけど、ここ数週間歯医者に行くために頑張ってきたが歯医者に行けてない。どれだけ、フィンランドの歯医者が不便なのかまとめ。

歯医者に行く前にフィンランドの身分証明カードと保険証を発行


学生ビザから就労ビザに切り替えたのでビザのタイプが変わった。フィンランドのビザはタイプがあり、学生ビザはType Bで就労ビザはType A。Type Aのビザを保有していると、
  • 社会保険を受けられるようになる(医療保険など)
  • Type Aビザで4年滞在すると永住権を申請できる
  • 学費が無料
など色々便利になる。私の就労ビザも4年出たので、オンラインで病院の予約など出来るようにするためまず警察署に行ってフィンランドの身分証明カードを申請。警察署は混んでいるので、一週間ほど待たされた。仕事を半休を取り、警察署で身分証明カード申請して、そのままKELA(フィンランドの社会保険期間)に行って、保険証申請。なんと保険証申請まで数週間~数ヶ月待たなければならないとのこと。そんなに歯医者待てないと思ったので、カードなしでも病院に行けるか?と聞いたらカードが届いてない状態でも病院の料金は同じということ。ほっ。

公立病院か私立病院か選べる

ヨーロッパではよくありますが、フィンランドにも公立病院と私立病院がある。公立病院は安いが待ち時間が長い私立病院は待たなくていいが高い。他にも職業病院など企業につとめている人がいける病院もある。

歯医者の予約が取れない

もちろん、公立の歯医者に行きたいと思い予約を取ろうとした。身分証カードも保険証も間に合っていない状態なので、オンライン予約は出来ないので電話した。相談すると親知らずの場合、まず初期診察で状態の確認とX線写真を取り、再診察でやっと抜けるとのこと。8月に電話して、初期診察の予約は一番早くて11月とのこと。そのあと、抜くための予約が入れられるようになるのでまた数ヶ月まってやっと抜けるとのこと(∵)親知らず一本抜く為に半年も待たないといけないなんて・・・!

これがまだ無料とかなら待てるけど、二回診察料 + X線写真 + 抜歯 + 抜糸(必要な場合)ってなったら、1万円超えるだろうしかなり納得いかないと思った。毎月相当な額の税金を払っているけど、歯一本を簡単に抜けないなんて。というわけで半年は待てないので公立病院は諦めて、高いが私立病院で抜こうと思う。私立の歯医者ってどれくれいかかるのか不安だが200ユーロ(2万6000円)以下で抜けたらいいなと思う。

イメージと現実の違い

フィンランドは社会福祉が充実しているイメージがあるため、多くの人が医療費無料+質が良いと思っている。でも実際は18歳以上の大人は普通に医療費かかるし、公立病院は予約が中々取れない。英語で診療が受けられたり質はいいと思うけど、インフルエンザで病院に行けない、歯を一本抜くのに半年待たされる医療ってと思ってしまう。もちろんEmargency dental careというものもあるので、痛みでのた打ち回る場合は治療が受けられる。でも結構痛いくらいでは痛み止め飲んで我慢しなさいという。

これから海外在住を考えている人は、親知らずは日本で抜いてから来たほうが絶対いいです。



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