北欧、フィンランドで6ヶ月のフルタイムのインターンシップを経験した。以前ブログでインターンを見つけた記事(フィンランドでインターンhttp://www.chiefinland.com/2017/12/blog-post.html)と、インターンでそう生活が変わったのか?(http://www.chiefinland.com/2018/01/blog-post_29.html)という記事を書いた。5月頭にそのインターンが終わったので、今回は詳しくまとめる。海外インターンを考えている人の参考になるといいな!
海外インターンシップのメリット・デメリット
メリットは沢山ある。
- 語学力があがる
- 文化の差がわかる
- 様々な人と働く経験
- 就職活動に役立つ
- インターン先に就職という場合が海外では多い(特にフィンランドでは)
デメリットは
- 有給でない場合、お金と時間がかかる
- Visa問題
- 全てのインターンの質が良いわけではない
有給だと学びながらお金も入るので最高だが、無給の場合も多い。海外に住むとヨーロッパや英語圏は日本より生活費がかかる場合が多いし、インターンをするお金の工面が必要になる。学べる環境が整っているなら、無給でもいいと思う。でも、ブラック企業なところに当たると最悪。タダ働きで何も学べないってことも。私自身、一度インターンしようと思ったところはデータ入力が主で、無給、就職の可能性もなし。やる意味が全くなかったので、辞めました(笑)
海外インターンの場合、Visaが結構面倒。インターン用のVisaが降りるのか、学生Visaでインターン出来るのか、フルタイムで働いても問題ないのか、きちんとチェックしないと最悪強制送還なんてことにもなりかねない。メリットが大きいので海外インターンはおすすめするが、事前準備はしっかりしたほうがいい。
海外インターンシップの見つけ方
それではまず、どうやって海外でインターンを見つけるのか?
- コネクション
- 大学のインターンシップ募集ポータル
- インターネット検索
- ソーシャルメディア
上記が4つの順番で、一般的だと思った。現地で探す場合は、圧倒的にコネクション採用が多い。私自身も、大学を通して出来たコネクションでインターン先を見つけたし、周りもそのパターンが多く感じる。なので、率先的にコネクションを作ることを意識したほうがいい。これは大学のイベントや、自分の興味がある分野のイベント、キャリアフォーラムなどに行き、気になる企業のブースに訪れたりして関係者の連絡先をゲットしておいたり挨拶をしておくといいと思う。実際、インターンなどのポジションはインターネットなどに掲載されてない場合が多いように感じる。なので、関係者に履歴書を送ってみたらインターンに繋がったなどよく聞くパターン。
または大学のインターンシップ募集ポータルの活用。日本の大学に所属している場合、海外から有給のインターンの募集はないかもしれないが現地の大学はインターンシップや卒業後のフルタイムのポジションの募集などが掲載される。交換留学で現地の大学で学び、夏休み期間を残ってインターンしたい場合など大学のポータルはチェックして置いたほうがいい。
インターネット検索。これは競争率が高いので採用は難しいが、基礎中の基礎。国ごとに人気のサイトがある。フィンランドなら Indeed (https://www.indeed.fi/) と Monster (https://www.monster.fi/) が英語話者の間では、良く使われているように感じる。大きい会社は絶対にインターネットで募集をかけるし、しっかりアカウントを作ってメールで通知が来るようにして情報を逃さないようにしておくといい。お友達はフィンランドのNissanでインターンをしたが、インターネットで募集を見つけて応募したら採用になったらしい。そこに至るまでに100件以上募集したらしいので簡単ではないが、やはりチャンスなのでCV(履歴書)とCover letterをしっかり準備して応募すると良いポジションに巡り合える可能性がある。
最後にソーシャルメディア活用。The 現代な方法だが、これがとても便利。フィンランドだったら、International job seeker in Helsinkiなどグループがある。インターンの募集やイベント情報が集まるし、質問も出来る!あとLinkedinのアカウントも作っておくと稀にJob offerが来る。私のラトビアの会社から、働かない?とメッセージをもらったことがある。
海外インターンシップの例
海外インターンの例として、私自身のインターンをまとめる。インターンシップの期間は、短期〜長期まで。ただフィンランドでは多くの大学が学生に計6ヶ月のフルタイムのインターンを義務付けている場合が多いので、多くが3ヶ月や半年など。
見つけ方:コネクション
場所:ヘルシンキ、フィンランド
期間:6ヶ月、フルタイム(週5日、一日8時間)
給料:有給(時給)
内容:大学で学んでいること、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど。
海外インターンで学べたこと
職場に恵まれた為、インターンと通して、社会人になる前に必要なことを沢山学べた。職場がフィンランドの企業ということもあり、様々な国籍のスタッフが勤めていてまさに国際的だった。日系企業とは全く違う環境で働く経験となり、毎日新しいことに向き合っていた。実際に実務経験を経験出来て、ビジネスがどう動いているのかも実践しながら理解することが出来た。また、働き方の文化の差など外国で働くとはどういうことなのか大変勉強になった。
単位の為にやったインターンだったけれど、とても勉強になったな〜。今後のキャリアにも、大変プラスになる経験になった。海外インターン、日本の学生さんだと難しいかもしれないけれどやる価値はある。
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