いままではどこの国から来る外国人でも学費が一切かからなかったが、2017年8月からEU以外の国からくる学生は学費がかかるようになった。ずーっと、有料になるって言われ続けてきたけどついに、本当に無料ではなくなる!
フィンランドの留学生向けの公式サイトに、
- 2017年の秋学期より、EUとEEA以外からくる学生の学士と修士の取得には学費がかかるようになる。新しい奨学金の提供がある。
奨学金は大学から提供される。 博士号を取得する場合はCIMOの奨学金も利用できる。
と説明がある。ちなみに除外される人もいて、
2017年以前に入学した人 フィンランド語またはスウェーデン語で勉強する人 交換留学生として短期間で来る人 EU圏の永住権または長期の在留許可が出ている人-翻訳・引用元:Tuition fees and scholarships 2017, from Study in Filand
は一切かからない。
まとめると「2017年8月以降に、EU以外の学生が英語で学位や修士をフィンランドで取得する場合は学費がかかります」ということ!
いままではフィンランドの大学は無料だった?
私は2015年入学なので一切学費はかからない。いままではどこの国から来てもどのプログラムでも無料だった。
このブログをよく読んでくださっている方は知っていると思うけれど、無料でパソコンがもらえたり、無料で資格が取れたりと本当に学費は一切かからなかった。
大学は学費がかかるのが当たり前なのに、いままではすべて無料って良すぎたとは思う。こう制度が変わる前にもっとブログとかで情報をシェアして、世間にもっと知らせられたらよかったなーと少し後悔。
フィンランド留学の費用はいくらになるの?
ずばり!学費は年間平均8000€くらい。日本円に換算するとレートにもよるけれど、約100万円かかる。日本の私立大学もそれ位すると思うけれど、無料から100万円という差はやっぱり残念(・ε・`)
学費は大学によって違うので高い大学は10000€以上するし、安いところは4000€だった。
このページ→ Tuition fees at individual institutions から各々の大学の学費ページに飛べる。フィンランドにはUniversityとUniversity of Applied Sciencesがあるのだけど、Universityにはほとんど英語の学士取得コースはないので、日本でいう大学院ではなく大学に英語で通いたい場合はUniversity of Applied Sciencesになると思う。
今回はUniversity of Applied Sciencesの学費をまとめてみた!
まだ決まっていない大学も多いみたいで、今わかるところのみ。Helsinki Metropoliaはコースによって学費が違うようで10000€~13000€だった。大きかったり、有名だったりすると学費が高くなるように感じる。規模の小さい大学や、田舎にある大学は少し安め。一番安いところと、一番高いところが3倍も差があるのは驚いた。
フィンランドの大学留学をおすすめする?
他の国と同じくらいかかるのであればフィンランド以外でも良い、ほうがいいという人はいると思う。留学、進学をお金で決めたくはないけれど、結局一番必要なのは学費なので今後の外国人留学生の数にかなり影響が出ると思う。
けど、私はフィンランドで勉強することにかなり意味と価値を感じている。
なのでもちろん、おすすめする!実践的な教育方法は難しいけれどスキルの伸びを常々感じらるし、国籍豊かな生徒に囲まれとても良い環境。フィンランドの大学を通して、交換留学に行けたり他の国で勉強するよりも様々なことに挑戦出来ると思う。
フィンランドに来たい!という人は、文化や雰囲気、ライフタイルが好きという理由が強いように感じるけれど、”学習環境が良いから”が私がフィンランド留学を選んだ理由。
有料であっても受けたいくらいとてもいい学習環境だと思う。
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